今回は、記事執筆に必要な基本的な要素をご説明していきます。
なお、
「どんな記事が読まれやすいのか」
「どんな内容の記事をGoogleは上位表示させているのか」
といった傾向は常に移り変わっています。
この記事では基本的で不変なものを選んで書いていますが、
個別記事添削のタイミングなどで、この記事にはない内容をお伝えすることがある点、
ご了承ください。
1.キーワードを決める
1−1.キーワード選定を行う
ほとんどの稼げないアフィリエイターが、稼げていない理由。
それは、キーワード選定が上手くできていないことです。
ブログやサイトのアクセスは基本的にgoogleの検索エンジンから集まると考えてください。
アクセスを増やすためには、検索されるキーワードでgoogleの検索結果に上位表示させる必要があります。
せっかく良い記事を書いていたとしても、しっかりキーワードを狙えていないとgoogleで検索されないのです。
例えば、私がダイエットをしていた時、何気なく
「ゼロカロリー 太る」とgoogleで検索しました。
すると、検索結果の上位には、
・【衝撃】ゼロカロリーも太るは嘘だった!?【実証】
や
・「ゼロ」カロリーなのに太る?!日本で知られていない、まさかのカラクリ
などなど…
私が検索した「ゼロカロリー 太る」というキーワードが、
タイトルに入っている記事が検索結果として表示されました。
一方で、”ゼロカロリーでも太るかどうか”を考察した記事は、他にもたくさんあると思います。
しかし、記事タイトル等に、
「ゼロカロリー 太る」というキーワードがきちんと入っていないと、
「ゼロカロリー 太る」と検索されたときに、
機械であるGoogleが検索結果に表示できない
=せっかく良い記事を書いても検索されない、見てもらえないというわけです。
それでは、どうすれば検索されるキーワードを見つけられるのか。
この検索されるキーワードを探す方法をキーワード選定と呼びます。
キーワード選定の方法は大きく分けて2つ。
・スタンダードキーワード選定
・トレンドキーワード選定
という手法があります。
キーワード選定はアクセスを集めるために最も重要なスキルですので、
First Step Courseでは複数の動画講義を用意して学べる形になっています。
1-2.一度狙ったキーワードで検索してみてライバルをチェックする
1−1でキーワードの選定ができたとしましょう。
早速、記事を書いていきたくなるところですが、
ここでいきなり記事を書き始める前に!
選定したキーワードで書いているライバルの分析をしておきます。
アクセスを集めるためには、
あなたが選定したキーワードで検索をしたときに、
あなたの記事を検索エンジン(SEO)で上位に表示させる必要があります。
その際に最も重要となるのが、
・ボリューム(文字数)
・オリジナリティ
の2つです。
ここでは上位5位くらいまでの個人サイトの文字数を中心にチェックしましょう。
そして、自分で記事を書く際には”同じキーワードを狙っているどの記事よりも文字数で超える”
という意識を持ってください。
(必須ではありませんが、上位記事の情報を網羅してプラスアルファを記載したら、文字数は自ずとそのすべてを超える、というあくまで目安です)
例えば、上位5つの記事が 1000文字、1100文字、800文字、1500文字、2000文字だった場合、
これからあなたが書く記事は、最低でも2000文字は超えているべきです。
別の言い方をすれば、これから書く記事の文字数の目安は2000文字以上だという基準ができるわけですね。
また、ここで検索順位10位まで見ても個人のサイトっぽいものが1つもなければ、
そのキーワードで記事を書いても上位に表示されない可能性が高いです。
したがってそういったキーワードは避けた方が無難ですね。
ただし、
・Googleの検索アルゴリズムは完全にブラックボックスであること
・誰も予想しないような記事が上位に食い込むことがよくあること
から、
「迷ったら書く」というのをおすすめしています。
書いた結果上位表示できなくても、事例がひとつ手に入れられ、次からの記事に活かすことができます。
2.狙うキーワードを盛り込んだタイトルを決める
例えば、1の手順で「水まわり 掃除 運気」というキーワードを選び、
2000文字以上で書く必要があることがわかったとします。
そこで、記事タイトルをつける時は、「水まわり 掃除 運気」というキーワードを含んで、
人間の目から見ても自然で、思わずクリックしたくなるタイトルをつけましょう。
まず、「水まわり 掃除 運気」で検索してくる人の気持ちを考えてみましょう。
おそらくですが、”水回りの掃除をしたら何らかの運気が上がるのかな?”という
疑問があって検索しているのだと考えることができます。
そういった検索者が思わず反応するタイトルを、キーワードを盛り込んで作るわけです。
例えば、
「水回りの掃除で運気は10倍!台所の掃除が金運アップのカギ!?」
といった記事タイトルなんか、良いですね。
このとき、検索者の知りたいであろうことがわからない場合は、実際に狙ったキーワードで検索してみましょう。
上位に表示されている記事たちは、
「そのキーワードで検索する人の検索意図を満たしていると、Googleが判断した記事」
です。
つまり、現時点ではそれらの記事内容が正解ということがわかります。
3.記事本文を執筆する
記事本文を執筆していく際は、
・キーワードを検索してきた読者が求めている情報を提供する
・ライバルの文字数を超える
・自分の主観ベースで書く
・本文内の見出しにも狙ったキーワードを入れる
という4点を必ず意識してください。
これさえ守れていれば、どんな書き方で書いても構いません。
3−1.キーワードを検索してきた読者が求めている情報を提供する
例えば、「水まわり 掃除 運気」でキーワードを狙うならば、
このキーワードで検索してくる人は何を知りたくて検索してくるのだろうということを
徹底して考えてみてください。
そして、検索してきた人が知りたいであろうことを本文で情報として提供するのです。
3−2.ライバルの文字数を超える
1−2.でチェックしたライバルよりも文字数で超えるという意識で記事を執筆していってください。
3−3.自分の主観ベースで書く
検索エンジン(SEO)で上位表示させるためのキモは、
ボリュームとオリジナリティと言いましたね。
例えば「水まわり 掃除 運気」というキーワードを選定して記事を書くケースを考えてみましょう。
台所を掃除すると、金運が上がります。
風水では、食は「金」の気をもつと言われているからです。
なので台所のシンクは週に1度は掃除しましょう。
また、お風呂を掃除すると恋愛運が上がります。
風水では…
このように、事実だけで構成している情報は、Googleにオリジナリティが低いと判断されることが多いです。
一方で、事実だけでなく自分の主観(自分の経験、感想、感情)を
しっかりと書いている記事は検索エンジン(SEO)で優れた評価を得やすいのです。
台所を掃除すると、金運が上がります。
風水では、食は「金」の気をもつと言われているからです。
私がこの情報を知ったのは3年ほど前なのですが、確かに台所をきれいにする習慣を身につけてからは自分の金運が上がったと感じています。
5年前に北欧家具の販売事業を立ち上げたのですが、ずっと業績が上がらず、社長という肩書きが虚しくなるほど貧乏な生活をしていました。
夜はスーパーのお弁当売り場で30%引きのシールがついたものだけを買っていました。
お弁当売り場の店員が、割引シールを貼る瞬間を今か今かと待つのです。
ふと、我にかえったときに、自分は何がしたいんだろうとむなしくなることもありました。
ですが、つい3年前に仕事だけでなく私生活から見直そうと色々と改善しているときに、台所掃除と金運に密接な関係があることを知り、そこから最低でも週に1度はシンクの掃除をするようになりました。思えば、その頃から徐々に業績が上がり始めていたんです。
上の赤字部分は、主観(自分の意見、経験)の部分です。
(※あくまで例文なので、スズキは北欧家具事業をしたことはありません。笑)
お伝えしたかったことは、「事実を書いたら主観も書く」ということ。
そうすることでオリジナリティが上がり、自然と記事のボリュームや文字数も稼いでいけます。
また、記事にはしっかりと見出しをつけましょう。理由は2つです。
3−4.本文内の見出しにも狙ったキーワードを入れる
1つ目の理由は、読みやすい文章にするため。
例えば、今あなたが読んでいるこの講義記事にも、
あなたが読みやすいように見出しをつけています。
例えばこの記事の一番最初の、
1.キーワードを決める
1−1.キーワード選定を行う
の部分ですね。枠がついていたり文字の大きさが違う、見出しがついていたと思います。
その後に本文が書かれていますよね。
見出し、本文、見出し、本文の順に構成されていると思います。
このように見出しをつけてあげることで、
読者にとって読みやすい文章になります。
続いて、2つ目の理由。
読みやすい文章にすることと同じくらい、もしくはそれ以上に重要なことです。
それは、「狙っているキーワードをGoogleに知らせてあげる」ため。
この役割を主に担うのは記事タイトルなのですが、
見出しにもきちんと狙ったキーワードを盛り込むことでより適切に、
狙っているキーワードをGoogleに把握してもらうことができます。
ワードプレスでは見出しは以下のように設定することができます。
記事本文内の見出しは基本的に「見出し2」を設定してください。
見出し2の中にさらに小見出しを作る場合は、「見出し3」を設定してください。
4.タグに狙ったキーワードを盛り込む
タグにも狙ったキーワードを盛り込みましょう。
「水まわり 運気 掃除」で狙う場合は、それぞれひとつずつ打ち込んで、
追加をクリックしてください。
5.記事投稿
記事を投稿するために「公開」を行います。
記事作成を途中で保存しておきたい場合は、「下書きとして保存」ボタンを押しましょう。
6.検索エンジンに素早くインデックスさせる
狙ったキーワードで検索エンジンに反映されるのを早めるための手法があります。
こちらを参考に実践してみてください。
基本的に記事を執筆する際は、1〜6を繰り返すだけ、となります。